滋賀県

滋賀県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

滋賀 観光ガイド

滋賀県の観光・旅行 Info

琵琶湖

日本一の湖を満喫できる自然とアクティビティ

琵琶湖は、日本最大の湖であり、滋賀県を代表する観光スポットです。湖畔ではサイクリングやキャンプ、クルーズ船など様々なアクティビティが楽しめます。特にミシガンクルーズは、琵琶湖の景色を優雅に楽しむことができる人気の遊覧船です。

彦根城

国宝に指定された歴史的名城

彦根城は、江戸時代初期に築かれた名城で、現在では国宝に指定されています。天守からは琵琶湖や市内を一望でき、春には桜の名所としても知られています。また、城内ではマスコットキャラクターひこにゃんの登場イベントも人気です。

近江八幡の街並み

歴史と文化が息づく水郷の町

近江八幡は、昔ながらの町並みと水郷の風景が美しいエリアです。白壁の商家や蔵、八幡堀沿いの散策路が情緒を醸し出し、八幡堀めぐりでは屋形船で水路を巡る体験もできます。また、建築家ヴォーリズゆかりの洋風建築も見どころの一つです。

比叡山延暦寺

世界文化遺産に登録された天台宗の総本山

比叡山延暦寺は、天台宗の総本山として知られ、世界文化遺産にも登録されています。広大な境内には多くの伽藍が点在しており、自然豊かな山の中で荘厳な雰囲気が漂います。静かに祈りを捧げるひとときを過ごすには最適の場所です。

黒壁スクエア(長浜)

レトロとモダンが融合したガラスの街

黒壁スクエアは、長浜市の中心に位置し、明治時代の建物を活かしたガラス工芸の街です。ガラス制作の体験工房やおしゃれなカフェ、土産物店が並び、ゆったりと散策を楽しめます。歴史的な街並みとモダンな雰囲気が調和した観光スポットです。

白髭神社

琵琶湖に浮かぶ鳥居が神秘的な神社

白髭神社は、近江最古とされる神社で、琵琶湖に浮かぶ湖中鳥居がとても印象的です。「近江の厳島」とも呼ばれ、日の出の時間帯には神秘的な景色を写真に収めようと多くのカメラマンが訪れます。

ラ コリーナ近江八幡

自然とお菓子のテーマパーク

ラ コリーナ近江八幡は、クラブハリエやたねやで知られるお菓子の名店による、自然と調和した観光施設です。草屋根の建物や、田園風景に溶け込むカフェやベーカリーが特徴で、スイーツ好きにはたまらないスポットです。

滋賀県のグルメガイド

滋賀県の名産品とローカルフード

近江牛

近江牛は、日本三大和牛の一つに数えられる高級和牛で、きめ細かく柔らかな肉質と脂の旨味が特徴です。すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキなど、様々な料理で味わうことができます。滋賀県内の多くのレストランで提供されています。

鮒寿司

鮒寿司(ふなずし)は、琵琶湖の固有種「ニゴロブナ」を使った発酵食品で、滋賀県を代表する伝統的な郷土料理です。独特な香りと酸味が特徴で、通好みの味として知られています。健康食品としても注目されています。

赤こんにゃく

赤こんにゃくは、近江八幡市の特産で、食紅で真っ赤に染められたユニークなこんにゃくです。見た目は驚きますが、味は通常のこんにゃくと変わらず、煮物やおでんなどに利用されます。

ビワマス料理

ビワマスは琵琶湖に生息する希少な淡水魚で、脂がのった上品な味わいが特徴です。刺身や寿司、塩焼きなどで提供され、地元でしか味わえない貴重な逸品です。

滋賀県の人気レストラン

近江牛専門店「千成亭(彦根市)」

千成亭は、彦根市で有名な近江牛の専門店です。併設されたレストランでは、極上の近江牛を使用したすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキなどが堪能できます。ランチコースも人気です。

クラブハリエ ジュブリルタン(彦根市)

クラブハリエが手がけるベーカリー&レストランで、琵琶湖を望むロケーションも魅力の一つです。焼きたてのパンと地元食材を活かした洋食が楽しめ、休日には行列ができるほどの人気です。

レストランティファニー(大津市)

琵琶湖ホテル内にあるレストランで、モダンな雰囲気の中、地元食材を使用した本格的なフレンチや洋食が楽しめます。特別な日のディナーにも最適です。

ラ・コリーナ近江八幡(近江八幡市)

スイーツファンに人気のたねやグループが運営する観光施設で、焼き立てバームクーヘンや和菓子が味わえるカフェ・ベーカリー・ショップが併設されています。自然との調和を大切にした建物も見どころです。

滋賀県のお土産おすすめ

たねやの和菓子

たねやは、滋賀県発祥の老舗和菓子店で、「どらやき」や「最中」、「ふくみ天平」などが人気です。素材にこだわった上品な味わいで、全国的にも高く評価されています。

クラブハリエのバームクーヘン

たねやグループが手がける洋菓子ブランドクラブハリエのバームクーヘンは、しっとりとした食感と自然な甘さが魅力で、お土産の定番商品です。ギフト用の包装も充実しています。

鮒寿司・佃煮

滋賀県の伝統的なお土産として鮒寿司が挙げられますが、クセが強いため、佃煮や甘露煮などの保存食タイプも人気です。琵琶湖の小魚を使用したえび豆も素朴な味わいでおすすめです。

信楽焼

信楽焼(しがらきやき)は、滋賀県甲賀市信楽町で作られる陶器で、狸の置物が特に有名です。日常使いの器やカップも多く、お土産や贈り物にぴったりです。

滋賀県の季節の祭り・イベント

滋賀県を代表する伝統的な祭り

長浜曳山まつり(長浜市)

長浜曳山まつりは、毎年4月中旬に開催される滋賀県を代表する祭りで、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。曳山(ひきやま)と呼ばれる豪華絢爛な山車の上で、地元の子どもたちが演じる子ども歌舞伎が大きな見どころです。

曳山の装飾や彫刻の美しさは全国的にも高く評価されており、長浜の町並みとともに情緒ある雰囲気を演出します。

近江八幡の左義長まつり(近江八幡市)

毎年3月中旬に開催される左義長(さぎちょう)まつりは、火祭りとして知られ、各町が製作した巨大な左義長(飾り山)を担いで練り歩き、最終的には神社で一斉に焼き上げます。

この炎には厄除けや五穀豊穣を祈願する意味があり、地域の人々の熱い想いが込められています。掛け声や踊りのにぎやかさも魅力です。

大津祭(大津市)

大津祭は、10月に大津市中心部で行われる約400年の歴史を誇る祭りで、13基の山車が町を練り歩きます。各山車には精巧なからくり人形が取り付けられており、巡行中に演じられる仕掛けは多くの見物客を魅了します。

夜には幻想的な提灯を灯した曳山巡行が行われ、歴史情緒あふれる光景が広がります。

自然と一体になったイベント

びわ湖花火大会(大津市)

毎年8月上旬に開催されるびわ湖花火大会は、滋賀県最大規模の花火大会で、約1万発の花火が琵琶湖の夜空と水面を彩ります。湖上から打ち上げられる花火の迫力と美しさは圧巻で、多くの観光客が訪れます。

湖岸エリアや遊覧船など観覧スポットも多く、早めの予約が推奨されます。

高島びれっじ 雪灯り(高島市)

冬季に開催される幻想的な雪灯りイベントでは、積雪地ならではの情景とキャンドルの光が織りなす静かな時間が楽しめます。地元住民と訪問者が共に作り上げる温かいイベントです。

特徴的な文化・風習

湖国の「水の文化」

滋賀県は日本最大の湖「琵琶湖」を中心とする湖国として知られており、水にまつわる文化や風習が多く存在します。田畑の灌漑、水運、漁業など、生活のすべてが琵琶湖に支えられており、地域全体で水を大切に守り継ぐ意識が根付いています。

「まるごと文化財」としての町並み

近江八幡市や五個荘、日野などでは、江戸時代からの商人町の町並みが保存されており、祭りや季節行事と融合する形で観光資源となっています。八幡堀の舟巡りや古民家イベントなど、地域住民と観光客が一体になれる体験も豊富です。

近江商人の精神

滋賀県出身の近江商人は、全国を商いで巡りながら「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)」の理念を広めたことで知られています。今でもこの精神は県内各地で大切にされており、祭りやイベント、まちづくりにもその思想が息づいています。

滋賀県の気温・天候

滋賀県の気候の基本情報

滋賀県は日本のほぼ中央に位置し、内陸性の気候を持ちつつも、日本最大の湖である琵琶湖の影響を強く受ける地域です。県内でも、北部と南部で気候に大きな違いがあるのが特徴です。特に冬には湖北地方(長浜市や米原市など)で雪が多く積もる一方、湖南地方(大津市や草津市など)は比較的温暖です。

季節ごとの気候と特徴

春(3月〜5月)

春の滋賀県は、寒さが徐々に和らぎ、桜や菜の花が咲き誇る心地よい季節です。3月はまだ朝晩が冷え込みますが、4月以降は日中の気温が15℃〜20℃程度になり、観光に最適なシーズンとなります。

特に琵琶湖畔や彦根城の桜は人気が高く、多くの観光客で賑わいます。服装は薄手のコートやカーディガンがあると安心です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

6月中旬から7月中旬にかけては梅雨の時期となり、曇りや雨の日が増加します。湿度が高く蒸し暑さを感じやすいですが、気温は20℃〜28℃程度です。

この時期は琵琶湖の水位が上昇することもあり、水辺の景色も変化します。また、紫陽花の名所として知られる余呉湖や長命寺なども見頃となります。

夏(7月中旬〜9月初旬)

夏の滋賀県は気温が高く、日中は30℃を超える日も多くなります。特に内陸部では熱がこもりやすく、熱中症対策が重要です。

一方で、琵琶湖周辺では湖風(こふう)が吹くことで体感温度がやや下がることもあります。7月下旬から8月中旬には夕立や雷雨が発生しやすく、折りたたみ傘があると安心です。

この季節は、びわ湖花火大会湖水浴琵琶湖一周サイクリング(ビワイチ)などのアクティビティが人気です。

秋(9月〜11月)

秋は滋賀県で最も快適な季節のひとつで、爽やかな気候と美しい紅葉が楽しめます。9月はまだ暑さが残りますが、10月に入ると気温は15℃〜25℃程度になり、11月には10℃前後まで下がります。

永源寺や湖東三山、比叡山延暦寺などの紅葉スポットが見頃となり、観光には絶好のタイミングです。

冬(12月〜2月)

滋賀県の冬は北と南で大きく異なります。湖北地方(長浜市、米原市など)では日本海側気候の影響を受け、大雪が降る日も多く、雪道対策が必要です。一方、湖南地方(大津市、草津市など)比較的穏やかで、降雪も少なめです。

気温は日中でも5℃前後、朝晩は氷点下になることもあります。比良山系や伊吹山ではスキーやスノーハイキングが楽しめるほか、雪化粧の彦根城など冬ならではの景観も魅力です。

雨と台風に関する特徴

年間降水量と雨の傾向

滋賀県の年間降水量は1,200〜1,800mm程度で、梅雨(6月)と秋の長雨(9月)が特に多いです。山間部では局地的に雨が強く降ることもあります。

琵琶湖の水資源はこの降水によって支えられており、県民の生活にも深く関わっています。

台風の影響

滋賀県は海に面していないため台風の直撃は少ないですが、接近時には激しい雨や強風が発生しやすくなります。特に琵琶湖沿岸部では湖岸の増水道路の冠水に注意が必要です。

台風シーズン(8月〜10月)は、事前に天気予報を確認し、運行状況の変更やイベント中止の可能性をチェックしておくことが大切です。

滋賀県へのアクセス

滋賀県の地理的な位置と交通の特徴

滋賀県は日本のほぼ中央に位置し、関西・中部・北陸の結節点として交通の便が非常に良いエリアです。京都・大阪・名古屋からのアクセスもスムーズで、新幹線や在来線、高速道路が充実しています。琵琶湖を中心に広がる交通網は観光にも最適です。

鉄道によるアクセス

新幹線(東海道新幹線)

米原駅は滋賀県唯一の新幹線停車駅で、東京・名古屋・京都・新大阪方面からアクセスできます。

在来線(JR西日本・JR東海)

滋賀県には以下の主要路線があります:

各都市からの日帰り旅行にも適しており、特に京都からのアクセスは非常に便利で、京都駅から大津駅までは約10分ほどです。

私鉄

近江鉄道(八日市・彦根など)や京阪電車石山坂本線(大津市内)などの私鉄も運行しており、地域の観光地や寺社仏閣へのアクセスに便利です。

自動車によるアクセス

主要高速道路

滋賀県内は高速道路がよく整備されており、観光ドライブにも便利です。

名古屋から約1時間30分、大阪から約1時間15分でアクセス可能です(渋滞状況により変動あり)。

一般道のドライブ

琵琶湖一周(ビワイチ)のドライブは特に人気があります。湖岸道路(さざなみ街道・湖周道路など)を使って、湖畔の風景を楽しみながら周遊できます。

バスによるアクセス

高速バス

東京・名古屋・大阪・京都など主要都市からは夜行・高速バスも運行されており、リーズナブルに滋賀を訪れる手段として人気です。特に大津・草津・彦根は主要なバス停留所です。

観光地への路線バス

地域内の移動には近江鉄道バスや江若交通が便利です。比叡山・延暦寺、彦根城、近江八幡などの観光地にもアクセスできます。週末や観光シーズンには混雑する場合もあるため、時間に余裕を持った行動がおすすめです。

飛行機によるアクセス

最寄り空港

滋賀県には空港がありませんが、関西国際空港(KIX)中部国際空港(セントレア)伊丹空港(大阪国際空港)からのアクセスが可能です。

滋賀県の移動手段

概要

滋賀県は琵琶湖を中心に広がる地形で、鉄道・バス・車・自転車など様々な交通手段が利用可能です。主要都市間のアクセスは良好で、観光地巡りにも便利な交通網が整備されています。

鉄道を利用した移動

JR西日本

滋賀県内の鉄道網の中心はJR西日本が担っており、主に以下の路線があります。

県内の主要観光地や市町へのアクセスが非常に便利です。

近江鉄道

近江鉄道は、彦根・八日市・貴生川などを結ぶローカル線です。沿線にはのどかな風景や穴場スポットが点在し、ゆったりとした旅が楽しめます。

京阪電車(石山坂本線)

大津市内を南北に走る京阪石山坂本線は、石山寺や坂本などの観光地に便利です。沿線には歴史的な社寺や古道があり、散策にも最適です。

バスを利用した移動

路線バス

滋賀県内には近江鉄道バス江若交通バスなどが運行しており、駅から離れた観光地へもアクセス可能です。

観光バス・周遊バス

観光シーズンには、各地で観光周遊バスが運行されることもあり、効率的な観光におすすめです。例として「長浜・米原ぐるっとバス」などがあります。

自動車での移動

レンタカー

地域の観光地を効率的に巡るにはレンタカーが便利です。駅前には大手レンタカー会社が多数あり、琵琶湖一周ドライブ(ビワイチ)も楽しめます。

高速道路・一般道

滋賀県内は名神高速・北陸自動車道・新名神など高速道路が整備されており、ドライブに適したルートも多くあります。一般道では湖岸道路や山間のワインディングロードが人気です。

自転車(サイクリング)での移動

琵琶湖一周「ビワイチ」

自転車愛好家に人気のビワイチ(琵琶湖一周サイクリング)は、滋賀の自然を満喫できる魅力的な移動方法です。サイクリングロードが整備されており、レンタサイクルのサービスも充実しています。

タクシー・配車サービス

タクシー

駅前や観光地ではタクシーの利用も可能です。短距離移動や複数人での移動に適しています。

配車アプリ・サービス

全国対応の配車アプリ(GO、Uber、DiDiなど)が一部エリアで利用できます。地方部ではタクシー会社への電話予約が主流ですが、観光のタイミングや天候によって活用すると便利です。

滋賀県の観光コース

日帰りモデルコース:大津・比叡山エリア

概要

京都からのアクセスが良好な大津エリアを中心に、歴史ある社寺と琵琶湖の景観を楽しめる日帰りコースです。

モデルコース

1泊2日モデルコース:彦根・長浜・米原エリア

1日目:彦根と城下町散策

国宝・彦根城を中心に、歴史やグルメが楽しめる城下町を堪能します。

2日目:長浜と黒壁スクエア

レトロモダンな町並みとアート・グルメの融合を体験します。

2泊3日モデルコース:湖西・湖東・湖北を巡る

1日目:琵琶湖西岸(湖西)エリア

2日目:湖北エリア

3日目:湖東エリア

ポイント

このコースは滋賀県の自然・歴史・文化・グルメを網羅しており、四季折々の魅力を感じられます。移動は鉄道と一部レンタカーやバスを併用するのが便利です。

テーマ別おすすめコース

歴史探訪コース

安土城跡・観音正寺・近江八幡を巡るコースは、戦国時代と商人文化を感じられる旅として人気です。

自然満喫コース

琵琶湖バレイ・箱館山・メタセコイア並木など、山と湖の絶景を楽しむコースです。四季ごとの風景が美しいため、季節ごとに訪れるのもおすすめです。

グルメ&温泉コース

長浜の鴨そば、彦根の近江牛料理、雄琴温泉でのんびりといった組み合わせも人気。ゆったりとした癒やしの旅になります。

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