信楽町の郊外に位置し、自然豊かな山間に「桃源郷」をイメージして建てられた美術館。「自然と建物の美術品」「伝統と現代」「東洋と西洋」の融合をテーマに、道に迷った漁夫が仙境の楽園―桃源郷を見つけ出すという、陶淵明の「桃花源記」に描かれた物語を、信楽の地に実現しました。
設計は、フランスのパリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッド、ワシントンのナショナルギャラリー東館などで世界的に知られるI.M.ペイです。
建物の8割が地下に埋められており、美しい自然環境を保護しながら造られ、周囲の自然景観への配慮がされています。
レセプション棟からは桜並木を通り、トンネルをくぐり、その先には吊り橋を渡って展示館があります。利用者の移動をサポートするため、電気自動車がレセプション棟と展示館の間を往復しています。
コレクションには、ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など、様々な地域と時代にわたる2000点以上の優れた作品が含まれています。
このコレクションは数百億円を投じて形成されたと言われており、日本の私立美術館の中でもトップクラスのものです。
主な収蔵品
10:00~17:00 最終入館16:00
公共交通機関:
JR琵琶湖線 「石山駅」 下車 バス 50分 帝産湖南交通 ミホ ミュージアム 行
信楽高原鐵道「信楽駅」 から車で20分
車:新名神「信楽IC」より15分、「草津田上IC」より20分、名神「栗東IC」京滋バイパス「瀬田東IC」より各30分、名阪国道「壬生野IC」より35分