ハスやスイレンを中心に2,000種類を超える植物が園内を彩る。四季を通じて楽しめる植物公園。とりわけ、色とりどりの水生植物が咲き誇る夏は美しい。日本でも最大級のスケールのハスの群生地が隣接。イベント毎月開催。 日本国内で唯一、サラノキ(沙羅双樹)の花が咲くほか、ムユウジュ(無憂樹)、インドボダイジュ(菩提樹)、仏教三大聖樹も揃う。
## 概要 草津市立水生植物公園みずの森(くさつしりつすいせいしょくぶつこうえんみずのもり)は、滋賀県草津市の烏丸半島にある植物園です。1996年(平成8年)に「植物と人、水と人のふれあい」をテーマに開園しました。総面積は約3.7 haで、日本有数のハスの群生地の近くに位置し、ハスやスイレンなどの水生植物の展示に力を入れています。 ## 特徴 園内には2,000種類を超える植物があり、四季を通じて楽しめる公園です。特に夏には、色とりどりの水生植物が美しく咲き誇ります。また、日本国内で唯一サラノキ(沙羅双樹)の花が咲き、ムユウジュ(無憂樹)、インドボダイジュ(菩提樹)といった仏教三大聖樹も揃っています。 ## ロータス館 「ロータス館」は、ハスやスイレンなどの水生植物を中心に展示するテーマ施設です。アトリウム(温室)では、熱帯スイレンを中心に国内外の水生植物を展示し、年間を通じて花を楽しめます。また、館内には睡蓮の池を描いた壁画や映像ホール、ロータスの魅力を紹介する常設展示室があります。レストランからは、美しい風景を眺めながら食事が楽しめます。 ## アクアリウム アクアリウムでは、水草の水中での様子を観察できます。琵琶湖の固有種であるネジレモの他、日本やアジアの水草を展示しています。 ## コミュニティ広場 コミュニティ広場の中央には「水と人のふれあい」を表すシンボルモニュメントの噴水があります。噴水の出方はプログラムによって変化し、四季折々の草花が彩りを添えます。 ## 花影の池 花影の池では、フラワーバスケットと水生植物を組み合わせたウォーターガーデンが楽しめます。夏季には大きなパラグアイオニバスの葉も見どころです。 ## 秋の七草園 秋の七草園には、ハギ・ススキ・キキョウ・ナデシコ・クズ・フジバカマ・オミナエシの秋の七草が植えられており、夏から秋にかけて楽しめます。秋には投句会も行われます。 ## 湿生花園・四阿(あずまや) 湿生花園では、ハナショウブ・スイショウ・ヤナギなどの湿地の水生植物が観察できます。 ## 山の小道 山の小道からは、ヤマモモやモミジ、ヤマザクラなどの木立の間から琵琶湖を見渡すことができ、野鳥や水鳥の観察が楽しめます。 ## 丘の上の花園 宿根草を中心に1、2年草、低木を配置したエリアです。珍しい草花が自然風に植栽されており、ガーデニング好きには人気のスポットです。また、みずの森は2016年度に「恋人の聖地」に認定され、幸せの鐘があります。 ## スイレン池 みずの森の入り口近くにあるスイレン池では、6月から7月にかけて赤、白、黄色、ピンクなど様々な色のスイレンが咲き誇ります。 ## 芝生広場 芝生広場は湖南地域の平野や山並みが一望できる開放感あふれる広場です。 ## ハスいっぱいプロジェクト 烏丸半島のハスの群生地が2016年に消滅したことを受け、みずの森では「ハスいっぱいプロジェクト」を2017年から開催。園内の池にハス100鉢を並べることで、群生地の景観を再現しています。
9:00~17:00
7月11日~8月20日7:00~17:00
(月) 休日の場合は翌平日
【大人】300円
【大学生・高校生】250円
【中学生】200円
【小学生】150円
草津駅からバスで25分 *みずの森下車