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近江八幡水郷めぐり

(おうみはちまん すいごうめぐり)

琵琶湖に近い近江八幡市で楽しむことができる魅力的な観光体験です。この地は古くからの町並みが残り、近江商人の発祥地として知られています。

水郷めぐりでは、自然に囲まれた美しい水辺を屋形船に乗って巡ることができます。手こぎ船やエンジン船、貸切船や定期船など、様々な船を選ぶことができます。

近江八幡市の起源は、関白・豊臣秀吉が甥の豊臣秀次に命じて、廃城となった安土城に変わり近江の国支配の中心地として築かせた八幡山城に始まります。

豊臣秀次は琵琶湖を行き来する船を八幡堀と呼ばれる城の内堀(琵琶湖と市街地を連結するために造られた人口の水路)に引き入れ、近江国の経済の中心地としました。その後、この地は近江商人の発祥地となりました。

近江八幡水郷めぐりの起源は、豊臣秀次が戦国の世の疲れを癒すため、宮中の雅やかな遊びを真似て、豊年橋から水郷地帯をめぐる船の旅をしたことにさかのぼります。

水郷地帯の特徴は、ヨシと呼ばれるイネ科の植物が群生していることです。さまざまな生物や水田、ため池、水路などがあり、緑豊かな里山の風景を作り出しています。

水郷めぐりでは、船頭が巧みに船を操りながら、ヨシの群生地帯や自然の美しさを楽しむことができます。また、貸し切り船では船の上で名物の近江牛のすき焼きも味わえます。

近江八幡の水郷は、琵琶湖八景の一つ「春色・安土八幡の水郷」であり、風光明媚な観光地として人気です。四季折々に美しい景色が広がり、写真や絵画の愛好家にも訪れる場所です。水鳥たちが集まり、自然の恵みを感じることができます。

ヨシは春に芽吹きはじめ、夏になると青々と4m近くに成長し、秋が深まるにつれ葉を落とし黄金色に変化して、冬にはヨシ原で刈り取り風景が見られます。また芽吹きを良くするため、3月上旬頃に行われる「ヨシ焼き」は水郷の早春の風物詩となっています。

このような情緒豊かな水郷を体験することができるのが「水郷めぐり」です。豊臣秀次が戦国の世の疲れを癒すために楽しんだ宮中の雅な遊びを再現したものと言われています。近江八幡水郷めぐりは、ぜひ一度体験してみてください。

Information

名称
近江八幡水郷めぐり
(おうみはちまん すいごうめぐり)
リンク
公式サイト
住所
滋賀県近江八幡市西の湖付近
電話番号
0748-33-6061
料金

定期船は各社とも一人 2200円
貸し切りは、コース(時間等)により変わります

アクセス

JR近江八幡駅からバス

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