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黒壁ガラス館

(くろかべ かん)

黒壁スクエアに位置する、ガラスのアートギャラリーです。建物は1900年に建てられた国立第百三十銀行長浜支店を利用しており、木造の土蔵造りが特徴です。その黒い壁から「黒壁銀行」と親しまれました。

1989年に「黒壁ガラス館」として再生され、国内外の様々なガラス製品を取り扱っています。

食卓を彩るテーブルウェアやグラス、食器からアクセサリーやミニチュアガラスまで、四季を楽しむための鮮やかなインテリアが揃っています。

また、機能性の高いワイングラスやビアグラスなども取り揃えられています。作家ごとに個性が異なるガラス作品は、まるで美術館でショッピングを楽しんでいるような感覚になります。

1階ではガラス製のアクセサリーや生活用品が販売され、2階では世界中から取り寄せたガラス製品が展示されています。

建物自体は、1996年に国の登録有形文化財に登録されました。2020年から2021年にかけては耐震工事などの長寿命化工事が行われ、建築当初の黒い外壁なども復元されました。

黒壁ガラス館は、趣のあるレトロな街並みの中心部に位置し、黒壁スクエアのシンボル的存在です。

黒壁スクエアには吹きガラス工房併設のショップもあります。こちらでは、職人たちが約1,350度の窯で溶かしたガラスに息を吹き込んで形づくる器や一輪挿し、繊細なガラス彫刻を施したグラスなど、手作りのガラス製品が揃っています。黒壁の名前にふさわしい黒壁ガラス作りの様子を間近で見ることができます。

黒壁体験教室では吹きガラスやステンドグラスなど、様々なガラス制作の体験ができます。

黒壁ガラス館の周辺は、北国街道と大手門通り(美濃谷汲街道)が交差する場所であり、江戸時代から「札の辻」として知られています。

黒壁ガラス館に続き、周辺には多くのガラスショップ、工房、ギャラリー、美術館が立ち並ぶようになりました。年間約200万人の観光客が訪れ、にぎわっています。

Information

名称
黒壁ガラス館
(くろかべ かん)
リンク
公式サイト
住所
滋賀県長浜市元浜町12-38
電話番号
0749-65-2330
営業時間

10:00〜17:00

定休日

なし

アクセス

JR琵琶湖線「長浜駅」下車 徒歩5分

北陸自動車道 長浜ICより15分

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