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長浜・米原

長浜、米原の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

長浜 米原 観光ガイド

長浜・米原の観光・旅行 Info

はじめに

滋賀県北部に位置する長浜市(ながはまし)と米原市(まいばらし)は、琵琶湖の自然美と戦国時代の歴史、そして伝統文化が色濃く残るエリアです。歴史的な町並みや美しい自然、鉄道や登山など多彩な魅力が詰まっています。ここでは、両市でおすすめの観光スポットをジャンル別にご紹介いたします。

長浜市のおすすめ観光地

長浜城(豊公園)

戦国武将・豊臣秀吉が築いた長浜城の復元天守がある歴史公園です。現在は歴史博物館として公開されており、戦国時代の資料や展望フロアからの琵琶湖の景色が楽しめます。

黒壁スクエア

長浜の町家を活かしたアートとガラスの観光スポット。ガラス工房やギャラリー、カフェ、お土産店などが集まり、歩くだけでも楽しい雰囲気に包まれます。人気の「黒壁ガラス館」ではガラス製品の販売も。

長浜鉄道スクエア

日本最古の駅舎を再現した鉄道資料館で、鉄道ファンに人気のスポットです。蒸気機関車D51の実物展示や、歴史的な車両模型が楽しめます。

慶雲館

明治時代に建てられた日本庭園と迎賓館。冬には「盆梅展」が開催され、樹齢100年以上の盆梅(盆栽の梅)が展示される風景は圧巻です。

竹生島(ちくぶしま)

琵琶湖に浮かぶ神秘的なパワースポットで、宝厳寺(ほうごんじ)や都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)があり、船でアクセスします。湖上から眺める自然と神仏の調和が魅力です。

米原市のおすすめ観光地

伊吹山(いぶきやま)

標高1,377メートル、近畿地方を代表する名峰で、夏は高山植物、冬はスキー・雪遊びが楽しめます。ドライブウェイで山頂近くまで行けるほか、登山道も整備されており、登山愛好家にも人気です。

醒井宿(さめがいじゅく)

中山道の宿場町として栄えた歴史地区。清流「地蔵川」では、夏に咲く「梅花藻(ばいかも)」が見られ、涼を求めて訪れる観光客に人気です。江戸時代の町並みや旧醒井郵便局など、風情ある散策が楽しめます。

醒井水の宿駅

醒井の自然と文化を紹介する観光施設で、地元の物産品や食事処、情報コーナーが揃います。梅花藻の見どころや中山道ウォークの起点として便利です。

ローザンベリー多和田

自然体験型の観光農園&イングリッシュガーデンで、四季折々の花が咲き誇ります。特にバラやラベンダーの時期は美しく、ファームレストランや動物ふれあい広場もあり、家族連れに最適です。

グランスノー奥伊吹(冬季限定)

関西最大級のスキーリゾートで、豊富な雪量と多彩なゲレンデが魅力。スキーやスノーボードを楽しむ観光客で冬はにぎわいます。初心者から上級者まで楽しめるコース設計です。

長浜・米原のグルメガイド

はじめに

滋賀県北部の長浜市(ながはまし)・米原市(まいばらし)には、琵琶湖の自然を活かした食文化と、歴史ある地域の特産品が数多くあります。
地元の味を楽しめるローカルフードや、訪問の記念になるお土産、さらに地元で愛されるレストラン情報をご紹介いたします。

長浜市の名産品とグルメ

名産品

長浜木之本の地酒

「七本槍」や「北国街道」などの銘酒は、長浜周辺の清らかな水と地元産の米を使った名酒です。試飲できる酒蔵や販売店も点在しています。

長浜盆梅

盆栽仕立ての梅「盆梅」は、冬の風物詩。慶雲館の「盆梅展」でも展示され、梅を使った和菓子や香り商品も人気のお土産です。

ローカルフード

のっぺいうどん

とろみのあるあんかけ出汁と大きな椎茸が特徴の「のっぺいうどん」は長浜の郷土料理。冬場は特に身体が温まる優しい味です。

鮒ずし(ふなずし)

琵琶湖のニゴロブナを使った発酵寿司。独特の香りと酸味が特徴で、発酵食品好きにはたまらない伝統食です。

人気レストラン・カフェ

翼果楼(よかろう)

黒壁スクエア内にある人気の郷土料理店。名物「焼鯖そうめん」や「のっぺいうどん」が味わえます。古民家風の店内も風情があります。

96CAFE

黒壁スクエアの一角にあるカフェで、ガラス細工のようなスイーツや地元食材を使ったランチが楽しめます。若者や女性に人気。

米原市の名産品とグルメ

名産品

伊吹そば

伊吹山の麓で育てられた蕎麦は香り高く、食感も抜群。米原市の特産品で、そば打ち体験ができる施設もあります。

源氏和紙

米原で古くから伝わる手すき和紙。紙細工や文具、お土産用の和紙雑貨としても人気です。

ローカルフード

伊吹薬草天ぷら

伊吹山に自生する薬草を使った天ぷらは、苦味と香りが特徴。春から夏にかけての季節限定の味覚です。

地元野菜の近江野菜料理

米原では近江野菜を活かしたヘルシーな料理が味わえます。直売所やレストランで地元食材の恵みを満喫できます。

人気レストラン・カフェ

ローザンベリー多和田「ヒルサイドカフェ」

ガーデン施設内にあるカフェで、地元野菜をふんだんに使ったランチや、季節のスイーツが楽しめます。英国風の建物とガーデンビューも魅力。

伊吹そばの店「あまのや」

地元民に愛されるそば処。手打ちの伊吹そばと、山菜や薬草を使った郷土料理が味わえる穴場店です。

おすすめのお土産

長浜のお土産

米原のお土産

長浜・米原の季節の祭り・イベント

はじめに

滋賀県北部に位置する長浜市(ながはまし)と米原市(まいばらし)は、豊かな自然と歴史に育まれた地域です。
四季を通じて多彩な伝統行事や地域ならではのイベントが開催されており、旅行の際にはぜひその時期に合わせて訪れたいところです。

長浜市の代表的な祭り・イベント

長浜曳山まつり(ながはまひきやままつり)

毎年4月15日前後に開催される長浜八幡宮の祭礼。
豪華絢爛な曳山(ひきやま)の上で子ども歌舞伎が披露されるのが最大の見どころで、「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されています。江戸時代から続く歴史ある祭りで、町全体がにぎわいます。

特徴的な点

子どもたちによる本格的な歌舞伎の演技は大変人気があり、撮影スポットとしても注目されています。観覧席の確保や早めのアクセスが推奨されます。

長浜盆梅展(ながはまぼんばいてん)

毎年1月から3月にかけて「慶雲館」で開催される日本最大級の盆梅展。
樹齢100年以上の大木を含む約90鉢が、趣ある和風建築の中に展示され、室内に早春の香りと美しさを届けてくれます。

特徴的な点

夜間ライトアップや、香りを楽しめるアロマ体験なども同時開催され、観梅とともにゆったりとした時間を過ごせます。

黒壁スクエアのガラス祭り

夏に開催されるアート系イベントで、黒壁ガラス館を中心にガラス細工の体験や展示販売が行われます。
職人による実演や、オリジナル作品の制作体験ができるので、ファミリーにも人気です。

米原市の代表的な祭り・イベント

醒井宿梅花藻まつり(さめがいじゅくばいかもまつり)

毎年7月から8月にかけて醒井宿で開催。
地元の清流「地蔵川」に咲く「梅花藻(ばいかも)」という小さな白い水中花を楽しむイベントです。町並みに風鈴が飾られ、川沿いには涼を感じる演出が満載です。

特徴的な点

水温14℃の清流にしか咲かない梅花藻は、非常に珍しく、風情ある宿場町の風景との組み合わせが絶景です。

伊吹薬草の里健康フェア

秋に伊吹薬草の里文化センターで開催。
薬草湯や薬草料理の体験、健康に関する展示が行われます。伊吹山麓に育つ多種多様な薬草が紹介され、ヘルスコンシャスな旅行者に人気です。

米原まつり

8月に米原駅周辺で行われる夏祭り。
花火大会や盆踊り、屋台などが並び、地域住民や観光客が一体となって楽しめるイベントです。

その他の注目イベント

長浜・北びわ湖大花火大会

例年8月上旬に開催。
琵琶湖を背景に打ち上がる約1万発の花火が圧巻。湖面に映る花火も美しく、観光と合わせて楽しみたい夏の一大イベントです。

伊吹山のご来光登山

夏から初秋にかけて人気。
標高1377mの伊吹山からご来光を眺めるための早朝登山は、登山初心者でもチャレンジしやすいルートで、神秘的な朝の風景が楽しめます。

長浜・米原の気温・天候

はじめに

長浜市(ながはまし)・米原市(まいばらし)は、滋賀県北部に位置し、琵琶湖の影響を受けた内陸性気候です。
四季の移ろいがはっきりしており、旅行を計画する際は各季節の気候を把握しておくことが重要です。以下では春・梅雨・夏・秋・冬の気温や降水量、特徴について詳しくご紹介いたします。

春(3月~5月)

気温と特徴

3月:最高気温 10〜15℃、最低気温 2〜5℃
4月:最高気温 15〜20℃、最低気温 7〜10℃
5月:最高気温 20〜25℃、最低気温 10〜15℃

春は寒さが和らぎ、桜の開花とともに観光にも最適なシーズンです。長浜城周辺や米原の伊吹山山麓では、花々が美しく咲き誇ります。

服装のポイント

朝晩は冷える日もあるため、薄手のコートやカーディガンがあると便利です。

梅雨(6月中旬~7月中旬)

気温と特徴

6月:最高気温 23〜27℃、最低気温 16〜20℃
7月前半:最高気温 27〜30℃、最低気温 20〜23℃

梅雨の時期は湿度が高く、降水量も多いため雨具の準備が必須です。
山間部では霧が発生しやすく、視界が悪くなることもあります。

特徴的な事柄

この時期にしか見られない「醒井宿の梅花藻」が見頃を迎える季節でもあります。

夏(7月中旬~9月初旬)

気温と特徴

7月後半:最高気温 30〜33℃、最低気温 23〜25℃
8月:最高気温 32〜35℃、最低気温 24〜26℃

琵琶湖の影響で蒸し暑さを感じやすく、熱中症対策が必要な季節です。
日差しも強くなるため、帽子や日傘などの紫外線対策も忘れずに。

台風について

8月から9月にかけて台風が接近・上陸することがあります。
特に山間部や琵琶湖周辺では大雨や強風による交通の乱れに注意が必要です。

秋(9月中旬~11月)

気温と特徴

9月:最高気温 25〜30℃、最低気温 18〜22℃
10月:最高気温 20〜24℃、最低気温 12〜15℃
11月:最高気温 15〜18℃、最低気温 5〜10℃

気候が安定しており、紅葉や秋祭りを楽しむのに最適な時期です。
伊吹山や鶏足寺の紅葉は特に人気があり、多くの観光客が訪れます。

服装のポイント

日中は快適ですが、朝晩は冷えるため重ね着がおすすめです。

冬(12月~2月)

気温と特徴

12月:最高気温 8〜12℃、最低気温 0〜3℃
1月・2月:最高気温 4〜8℃、最低気温 -2〜1℃

長浜市・米原市は、滋賀県内でも特に降雪が多い地域として知られています。
伊吹山麓ではスキー場も営業しており、冬のレジャーにも適しています。

雪や道路状況

積雪や路面凍結により、交通機関や道路に影響が出ることがあります。
車での移動の場合は、スタッドレスタイヤやチェーンの準備が必要です。

長浜・米原へのアクセス

はじめに

長浜市(ながはまし)・米原市(まいばらし)は、滋賀県北部に位置し、交通の利便性が高い地域です。
新幹線や在来線、車、高速バスなど多様な交通手段が整っており、京都・名古屋からも1時間以内でアクセス可能です。以下では、公共交通機関・自家用車・高速バスでのアクセス方法を詳しくご案内いたします。

鉄道でのアクセス

JR東海道新幹線(米原駅)

米原駅(まいばらえき)は新幹線の停車駅であり、関西・中部・関東方面からのアクセス拠点となっています。

JR琵琶湖線・北陸本線(長浜駅)

長浜駅(ながはまえき)は北陸本線の主要駅で、米原駅から1駅(約6分)で到着します。
長浜城や黒壁スクエアなどの観光地へは駅から徒歩圏内です。

車でのアクセス

名神高速道路・北陸自動車道

自動車でのアクセスも便利で、名神高速や北陸道を利用して関西・中部方面からアクセス可能です。

駐車場情報

長浜駅周辺・黒壁スクエア周辺・伊吹山登山口周辺には有料駐車場が多数整備されています。観光シーズンには混雑が予想されるため、早めの到着がおすすめです。

高速バスでのアクセス

名古屋・東京・大阪方面からのバス

米原駅や長浜駅周辺へ直通する高速バスは本数が限られていますが、彦根・大津経由の便が利用可能です。

高速バスの利用には事前予約が必要な場合が多いため、インターネットでの予約をおすすめします。

空港からのアクセス

関西国際空港・中部国際空港(セントレア)

空港からのアクセスも良好です。以下は代表的なアクセスルートです。

長浜・米原の移動手段

はじめに

長浜市(ながはまし)・米原市(まいばらし)は、滋賀県北部に位置する歴史と自然が豊かな地域です。
観光地が点在しているため、地域内の移動手段を把握しておくことで、旅行をより効率的に楽しむことができます。ここでは、主な移動手段についてご紹介いたします。

鉄道での移動

JR北陸本線

長浜市・米原市を結ぶ主要な鉄道路線です。
長浜駅、田村駅、坂田駅、米原駅などがあり、市内の各駅間は電車で簡単に移動できます。

観光地が駅周辺に集まっているため、鉄道を利用すれば効率よく移動が可能です。

バスでの移動

近江鉄道バス

長浜市・米原市内を走る主な路線バスです。
観光地や駅、ショッピングセンターを結んでおり、地域の交通の要となっています。

代表的な路線

本数は1時間に1〜2本程度の路線が多いため、事前に時刻表の確認をおすすめします。

長浜市コミュニティバス「のり愛くん」

長浜市内を運行する市民向けのコミュニティバスで、観光にも便利です。
運賃も安く、停留所も多いため、地域の移動手段として活用できます。

タクシー

観光に便利な移動手段

駅前や主要観光地にはタクシー乗り場があり、移動の自由度が高いのが特徴です。
特に伊吹山登山や郊外の観光地を訪れる際に便利です。米原駅・長浜駅周辺にはタクシー会社も多く、電話での配車も可能です。

レンタサイクル

長浜・米原をのんびり巡るのに最適

長浜駅や米原駅周辺には、レンタサイクルサービスがあります。
黒壁スクエアや豊公園、琵琶湖岸など、サイクリングに適した観光スポットが多く、特に春や秋の季節にはおすすめです。

利用の目安

レンタカー

郊外観光や複数箇所の移動に最適

米原駅や長浜駅周辺には複数のレンタカー会社があり、車での移動も便利です。
伊吹山ドライブや琵琶湖周辺の観光、また雨天時などに特に重宝します。

おすすめの利用シーン

長浜・米原の観光コース

はじめに

長浜市(ながはまし)・米原市(まいばらし)は、滋賀県北部に位置し、歴史・自然・文化が調和した観光地です。
鉄道アクセスも良好で、日帰りや1泊2日で効率よく巡ることが可能です。以下では、旅行の目的に応じたおすすめ観光コースを紹介いたします。

コース①:歴史と文化を味わう1日観光コース(長浜中心)

午前:長浜駅出発 → 黒壁スクエア周辺

レトロな街並みが魅力の黒壁スクエアは、長浜観光の中心地。
黒壁ガラス館でガラス工芸を楽しみ、カフェや土産店を巡りましょう。

見どころ

昼食:郷土料理を味わう

近江牛や鯖そうめんを提供するレストランで昼食。
「翼果楼(よかろう)」では、名物「焼鯖そうめん」が味わえます。

午後:長浜城歴史博物館と豊公園

豊臣秀吉が築いた長浜城の歴史を学べる博物館。
豊公園では、琵琶湖を眺めながら散策が楽しめます。

その後の立ち寄り候補

コース②:自然と景勝地を巡る米原・伊吹山周辺コース

午前:米原駅出発 → 伊吹山登山 or ドライブ

標高1,377mの伊吹山は、関西屈指の絶景スポット。
登山初心者にも人気のルートがあり、ドライブウェイでも山頂付近までアクセス可能です(開通期間は4月〜11月)。

見どころ

昼食:道の駅「伊吹の里 旬彩の森」など

地元食材を使った定食や軽食が楽しめる道の駅。
伊吹そばや近江牛コロッケが人気です。

午後:醒井宿(さめがいじゅく)へ

中山道の宿場町として栄えた醒井宿。
夏には「梅花藻(ばいかも)」という水中花が咲き誇り、涼やかな風景が広がります。

立ち寄りスポット

コース③:1泊2日で長浜・米原両方を満喫コース

1日目:長浜エリア観光

黒壁スクエア → 長浜城 → 豊公園 → 慶雲館
黒壁スクエア周辺に宿泊すれば、夜のライトアップや夜景も楽しめます。

2日目:米原・伊吹山・醒井エリア観光

伊吹山で絶景を堪能したあと、醒井宿で歴史と清流に癒されましょう。
米原駅からの帰路も便利です。

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